Bon Step(ボンステップ)靴底・かかと修理
朝晩は少し肌寒さを感じるようになってきました。
靴修理の現場でもブーツの修理が少しずつ増えてまいりました。
本日は歩きやすい靴で人気のBon Stepの修理をご紹介いたします。
靴底には適度なクッション性のあるウレタンソールが使用されており沢山歩かれても疲れにくいようになっております。
Bon Stepの靴は最初に販売されてから40年経つそうです。
それだけ履きやすく人気のある靴なんですね。
随所に歩きやすくする為の工夫が施されており、履きやすき靴をお探しのお客様にはおすすめしたい靴です。
デザインや色のラインナップが広く、お洒落を楽しむ事ができるのもおすすめしたいポイントです。
靴底で消耗しやすい箇所は?
履きやすい靴ですので履かれる頻度も多くなります。
そうしますとやはり靴底も消耗してくるのですが、靴底の消耗しやすい箇所はどこなのでしょか?
またどのように修理出来るのでしょうか?
靴底で一番消耗しやすい箇所はかかとの部分です。
歩行時に一番最初に地面に着地して力を受け止める部分ですので少しずつ磨り減ってきます。
その次に消耗しやすい箇所は靴底の部分です。
かかとほど磨り減るわけではないのですが、磨り減って靴底の滑り止めの溝がなくなってきます。
靴底が消耗するデメリットとは
靴底が消耗してきますと2つのデメリットがあります。
一つ目のデメリットは雨の日など濡れた路面で靴が滑りやすくなる事です。
特にかかとの磨り減りをそのままにしておきますと、かかとが地面に着地する時にグリップしなくなり滑ってしまう事があります。
二つ目のデメリットは歩きにくくなり疲れやすくなる事です。
靴底は快適に歩けるようにヒールの高さが決まっていますがヒールの高さがかなり磨り減って低くなってきますととても歩きにくくなってきます。
靴底の修理後
かかと
かかとは磨り減った部分にラバーの素材を補充する方法で修理いたします。
材料は硬すぎずクッション性のある素材を使用しました。
靴底
靴底はラバーのシートをお貼りして滑りにくいようにします。
滑り止めを強化したタイプを使用しまして雨の日でも安心してお履き頂けるようにします。
修理内容のまとめ
修理箇所 | 修理内容 |
---|---|
かかと | クッション性のある素材で部分修理 |
靴底 | 滑り止めを強化したタイプのラバーシートで補強 |
修理時間 | 40分から50分 |
※修理時間は目安です。 靴底の状態、混雑状況により修理時間は変わります。
履きやすい靴はできるだけ長く快適に履き続けたいものです。
靴底を修理する事で履きやすくなります。
靴底が磨り減って履きにくくなってきた靴がありましたら一度ご相談くださいませ。